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志望校の決め方について

よく「志望校の決め方」について動画などで質問してる受験生がいます。

 

もちろん様々なファクターがありますから「絶対にこれが正しい」というクライテリアはありませんが、私から1つアドバイスをさせてください。

 

まず皆さんを2つのタイプに分けたいと思います。

 

明らかに将来の進路が決まっている人とそうじゃない人です。

 

例えば医学部志望者なんかがド典型ですが、将来の進路が明確に決まっている方へ。

 

決めた進路に突っ走ってください。

 

以上。笑

 

問題は、「そこまで明確に進路が決まっているわけではないが、まぁ家庭環境や高校的に高卒ってわけにもいかないし、就職や転職とかに有利だからとりあえず一流大学に行っておくか」という消極的な判断で大学に進学する予定の皆さんです。

 

「本来大学というのは学問の府で・・」といったアカデミックな話は私はナンボでもできますが、ここではあえて禁欲的に現世利益だけを考えてお話をしたいと思います。

 

まず、こういったタイプの人は

 

・理系ではなく文系

 

・東大京大以外なら、国立ではなく早慶。無理なら関関同立やマーチ

 

・その大学の中の一番偏差値が低い学部

 

を徹底的に狙い撃ちするべきだと思います。

 

理由を説明します。

 

まず、理系より文系が圧倒的に楽なのは火を見るより明らかでしょう。

 

慶応の理工学部は、

 

英語、数学3まで、物理、化学

 

が入試科目ですが、

 

慶応の文系は、

 

英語、小論文、歴史1科目

 

です。

 

これだけで文系がどれだけ簡単かわかるでしょう?

 

理系の方が入学時も入学してからも圧倒的に勉強が大変ですが、例えば就職などで慶応の理工学部と慶応の商学部でそこまで顕著な有意差はありません。

 

早稲田の理工学部と早稲田の商学部あたりでも同様です。

 

慶応の理工学部に入る勉強量と慶応の商学部に入る勉強量の差>>>>慶応の商学部に入る勉強量と明治大学に入る勉強量の差

 

と私は断言できますが、それでも世間の括りは「早慶」ですから、こういったくだらない括りを利用しないわけにはいきません。笑

 

間違っても、たいして将来の展望がないのに理系学部に行ってしまってはいけません。

 

次に、「国立より私立」というお話ですが、やはり東京大学京都大学は別格だと思いますけど、東大京大以外の国立大学を目指す位であれば、私は早稲田慶応を目指すべきだと思います。

 

なぜならば、単純に地方の帝大や国立大より早稲田慶応の方が「受かりやすい上に知名度やブランド力が高い」からです。

 

コストパフォーマンスという意味で、早稲田慶応の文系はこの上なく素晴らしいと思うのです。

 

純粋な受験勉強の量で言えば、特に文系に関しては、

東大10

京大9.5

一橋9.2

阪大東北7.0

早稲田慶応4.0

マーチ3.0

くらいの位置関係だと思いますが、「ブランドや社会的地位」は、

東大10

京大早慶9

一橋6

阪大東北3

マーチ1

くらいの位置関係だと思いますから、早稲田慶応のコストパフォーマンスの良さは抜きんでていると思います。

 

ですから、特に将来の進路が決まっていない方に関しては、できるなら東京大学京都大学の文系下位学部(文3、京大教育あたり)。

 

それが厳しいのであれば、早稲田慶応の文系下位学部がオススメです。(早稲田慶応の商学部、文学部あたり)

 

最後に、「なぜ下位学部か?」という話ですが、単純に

 

「同じ大学の偏差値が低い学部」というのは圧倒的にお買い得

 

だと思うからです。

 

受験生は偏差値を気にしますが、京都大学法学部と京都大学教育学部の「差」を「差」として認識する人が社会人になってどれだけいるでしょうか?

 

早稲田の政経商学部の「差」を「差」として認識する社会人がどれだけいるでしょうか?

 

全くいないと思います。

 

むしろ社会人になって学歴が話題になるとすれば、せいぜい大学単位でしょう。(ま、社会人になって過剰に学歴で人を馬鹿にしたり人を尊敬したりするような人間はくだらない人間だと思いますけど)

 

「早稲田の何学部?」なんてそこまで重要な話題ではありません。

 

「京大法」も「京大文」もさして違いはありません。

 

そのように考えたときに、やはり私立大学に関しては特に「偏差値が低い学部を狙っていく」戦略を絶対的に正しいと思います。

 

もちろん、自分の得意科目の配点が高い、とか問題の相性が良いとか、「個別の事情」はありますが、やはり早稲田であれば商学部教育学部人間科学部スポーツ科学部あたりは絶対的にオススメです。

 

間違っても、政治経済学部や法学部をメインターゲットにしないように。

 

慶応に関しては、早稲田に比べるとそもそも入りやすい学部と入りにくい学部の差があまりない上に、最近は早稲田より慶応の方が難しいですから(何度も言っていますが、小論文に向いてるかどうか、国語が得意かどうか、などで向き不向きはもちろんありますけど)、特に慶応でお勧めの学部というのはあまりないのですが、強いて言うのであれば、SFC商学部あたりは狙い目かなぁという気がします。

 

ちなみに、あまり成績が芳しくないのであれば、「早稲田と慶応の下位学部を片っ端から受ける」よりは、どちらかに絞った方が圧倒的に合格率は上がるでしょう。

 

個人的には、早稲田の低い学部を4つくらい受験するのがコストパフォーマンスという意味では一番良いのではないかと思います。

 

とりわけ逆転合格を狙うのであれば、社会は政治経済にして、英語と政治経済で圧倒するのが正しい戦略な気がします。

 

政治経済は満点は狙いにくいですが、7,8割をキープするには一番コストパフォーマンスが良いですから。

 

それか政治経済選択で、あと小論文を加えて、「早稲田下位学部+慶応SFC」の組み合わせも悪くない気がします。

 

早稲田は近年英語の難易度が上がっていますから、そういった意味でも昔に比べて、早稲田下位学部とSFCの併願はそこまで相性が悪くないと思いますし、小論文と政治経済の相性も悪くないと思いますからね。

 

少なくとも「純粋な難易度」は早慶下位学部はマーチの上位学部とほとんど変わりませんが、それにもかかわらずやはり「世間の評価」はこれらの2つでかなり違いますから、こういった「社会人からの視点」を加味しながら受験校を選んでみてください。

 

我ながら非常にくだらない話をしてきましたが、「現世利益」に徹するのであれば、こういった俗的な受験校の決め方もアリではないかと思います。

 

「大学なんて人生の通過点」ですが、それに過剰にこだわる人間も日本社会には多いですから、「足切りを通過する」意味で、私がお勧めしているくだらない志望校の決め方も現実的ですよ。