元Z会講師の京大出身経営者が教える勉強法

偏差値80&京大模試総合4位&英検1級の京大出身経営者が、最高に効率の良い勉強法を教えます

集中してやる勉強と比較的ゆるくやる勉強

よく「勉強は集中してやらないと意味がない」という意見を耳にします。

 

もちろんしかるべき時に集中して勉強しなければならないのは言うまでもありません。

 

しかし、仮に夏休みや休みの日などに1日8〜10時間賞味で(休憩時間や喋ってる時間等を厳密に引いて)勉強するとします。

 

こういった場合に、(これは私が集中力がなかっただけかもしれませんが)8時間フルパワーで勉強することなど不可能です。

 

試験中に近いレベルの集中力で勉強できる時間等、せいぜい1日3,4時間程度でしょう。

 

結局「集中力」という資源は有限ですから、休みの日であっても学校や用がある日であっても、この3,4時間という枠はそこまで変わりません。

 

しかし、1日空いているのに4時間しか勉強しないのはもったいないです。

 

ですから大切なのは、「そこまで集中してやらなくてもいいけど役に立つ勉強」ってないかな?という発想です。

 

要は、1日の中で、めちゃくちゃ集中してやる勉強とそこまで集中しないでやる勉強を分けるということです。

 

例えば英単語の暗記や古文単語の暗記、英文法や古典文法の暗記、生物や世界史の暗記などは「フルパワー」で勉強する必要はありません。

 

イメージとしては8割位の集中で十分でしょう。

 

それに対して、時間を計って英文読解や現代文の問題を解いたり、物理や数学で新しい概念を習得しようとする時などはフルパワーで勉強する必要があります。

 

大切なのは、1日の中で前者のような楽な勉強と後者のような非常に負荷が高い勉強を混ぜるということです。

 

人間は本当に集中すると、1時間半も勉強したら本来30分ぐらいは休憩しないといけません。

 

しかし、受験の直前に1時間半勉強してから30分休憩してるようでは明らかに時間がもったいないでしょう。

 

そういった時に「負荷の高い勉強と比較的負荷の低い楽な勉強」を混ぜながら「とりあえず勉強する」ことが大切です。

 

よく「勉強時間」について合格者に尋ねるような受験生がいますが、ここで述べているように、負荷の高い勉強なのか負荷の低い勉強かによって、当然勉強量は変わってきます。

 

私立文系志望者が、1日の大半を英単語と古文の暗記、日本史の教科書の通読などに費やして1日12時間勉強するのと、東大の理系の志望者が物理と数学の問題演習で4時間勉強するのではむしろ後者の方が「大変」です。

 

ただ単に勉強時間だけを見ても意味がありません。

 

ですから、大切なのは何時間やったかというより何をやったか。

 

それから、物理的な限界でどうしても集中できないときには「負荷の低い勉強をやってみる」ことを心がけて下さい。

 

「勉強は集中しなきゃ意味がない」というアドバイスは半分正しいですが、ただ単に怠けているわけではなく純粋に集中力が持続しない時に難しい勉強をやっても意味がないですから、そういった時に「サブ的」に単語を覚えたり、日本史の教科書を読んだりといった「ラクな勉強」を1日の中で挟んでみることも大切です。